寒暖差アレルギーって何?対処法は?

10月に入り、めっきり気温が下がってきましたね。

夜寝るときは寒くなかったのに、朝起きると寒くて、鼻水が出てくる、そんな経験ありませんか?

それは「寒暖差アレルギー」と呼ばれるもので、風邪とは異なり、温度にあわせて身体を調節している自律神経の乱れによって起こる症状なのです。

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自立神経が対応できる温度差は約7℃と言われており、それ以上の温度差になると、身体がうまく適応できなくなってしまうのです。

男性よりも女性がなりやすく、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体内で熱を作り出しにくく、その冷えが原因であると言われています。

 

鼻水が出てくると鼻での呼吸が難しくなり、当然ですが、口を開けていないと息苦しくなってしいます。電車などの人混みや、会議中等の静かな場所で鼻水をすすったり、鼻をかんだりするのは周りの注目を集めてしまうため、なるべく音を立てないように注意しながら処理をする羽目になり、なかなかうまく対処できないのではないでしょうか?

私は鼻をかみ過ぎると、鼻が極端に痛くなり、大変なストレスを抱えてしまい、仕事も勉強も手につかなくなってしまいます。

 

「花粉症のように、抗生物質で症状を抑えられるのでは?」とお考えかもしれませんが、寒暖差アレルギーは、アレルギーでも風邪でもないので、薬で治すことはできません。

したがって、対処療法でしか防ぐことはできないのです。

 

寒暖差が激しい季節は、

・こまめに衣服を着たり脱いだりして、極端な寒暖差を身体に与えないようにする

・マスクをして、鼻の粘膜を冷気から守る

・自立神経の働きを活発にするために、ぬるま湯に浸かる

・しょうが等の血行を良くする食事を摂る

これらを心掛けることで、寒暖差アレルギーを予防していきましょう。

皆様は決して私のように、仕事に集中できずにミスを犯すなんてことがないようにしてくださいね。